フーコー生誕100周年記念シンポジウムへ、クラウドファンディングに挑戦します


フーコー協会では、迎えるミシェル・フーコー(1926-1984)生誕100周年を機に、国内外の研究者を招いた記念シンポジウムの開催を計画しています。この実現に向けて、このたびクラウドファンディングに挑戦することになりました。

専門家のあいだで積み重ねられてきた知を、どうすれば社会へとひらいていけるのか——これは協会の設立当初からの問いです。真偽の定かでない言説やデマがSNSを通じて瞬時に広まる現在、何を手がかりに物事を判断すればよいのか、戸惑いを覚える方も多いのではないでしょうか。フーコーが生涯を通じて問い続けたのは、まさにある知識が「客観的な事実」や「科学」としての権威を獲得していく、その歴史的な仕組みでした。専門知にどう向き合うか——全面的に信頼するか、まるごと疑うかという両極端に陥らず、自分の頭で考えるための足場を、フーコーの思考は与えてくれます。

2024年11月の設立以来、フーコー協会は所属や専門分野を越えた研究者どうしの対話の場をつくってきました。2025年11月に実施した前回のシンポジウム(『監獄の誕生』刊行50周年記念)では、6名の登壇者と80名超のオンライン参加者にお集まりいただき、事前の読書会(全5回)にも毎回20名以上が参加するなど、多くの方に関わっていただきました。

今回計画している生誕100周年記念シンポジウムも、研究者に限らず、教育・出版・医療・法律といった現場で活躍される方々や、人文学に初めて触れる方にも参加いただける場を目指します。専門的な研究発表はそのままに、内容を咀嚼するアフタートークや参加者との対話の時間もあわせて設け、オンライン配信と現地会場への参加を組み合わせた形式で開催する予定です。

みなさまからいただくご支援は、会場の手配費用、登壇者の招聘にかかる交通費、オンライン配信のための機材・環境整備費、そして本番に先立つ読書会やアフタートークの運営費に充てさせていただきます。あわせて、この研究共同体に加わっていただく一つのきっかけにもなればと考えています。ご支援いただいた方には、金額に応じて研究成果レポートの配布やオンライントークイベントへのご招待など、様々なリターンをご用意しております。

支援受付は2026年9月1日(火)10時より開始します。目標金額は80万円です。ぜひプロジェクトページをご覧いただき、ご支援・ご協力を賜れますと幸いです。ご関心をお持ちいただけそうなお知り合いの方がいらっしゃいましたら、このページのURLをあわせてお伝えいただけますと励みになります。

▶ プロジェクトページ https://academist-cf.com/projects/423

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